トヨタハイエースのディーゼル車両にDPF洗浄を実施いたしました。
最近ディーゼル乗りのお客様に定着しつつある和光ケミカルディーゼル2。
近年のCO2排出規制がより一層強化され、現在のディーゼルエンジンには粒子状物質を除去するためのDPFという浄化装置がマフラーに取り付けられています。
粒子状物質を除去するという事は当然、装置の中でろ過してから排気ガスを排出するわですからDPFのなかには除去した粒子状物質が堆積していきます。
ですが、メーカーもしっかり対策を打っていて走りながらこの粒子状物質を燃やしながら排出していくので、単純に走った分が溜まっていくわけでもありません。
しかし、車が自動的に燃焼させていくのにも限度があり、市街地走行が多い車は強制燃焼はなかなか難しく徐々に粒子状物質が堆積していってしまいます。
万が一DPFが完全に目詰まりを起こしてしまって交換が必要になるとものすごく高額な修理代がかかることになります。
だからディーゼル乗りのお客様の間で話題になっているのがこの和光ケミカルのディーゼル2で弊社でも多くのお問い合わせと施工依頼を頂いております。
自分でもできるの??というご質問もありますが、入れるだけでOKというわけでもなく、またマフラーについている装置なので、当然車を上げて下にもぐって施工しなければならないので、お答えはNOとさせて頂いております。
下側の茶色い部分がマフラーのDPFの出口の部分でハイエースは比較的簡単に施行は出来ます。
既定の個所にディーゼル2を注入し、次にテスターにて強制燃焼をかけます。
これもお客様自身で施行出来ない理由の一つになります。安全面の問題もございますので、ぜひ専門店にご依頼ください。
通常この装置は車両のOBD2のコネクターに接続して行うのですが、お客様が盗難防止のためにこのOBD2コネクターを接続できないように鍵付きの箱に入れてたので、ハンドル下をばらす必要が出てしまいましたが、通常は下をのぞき込めばOBD2のコネクターにはアクセスできます。
このお客様は基本毎回高速に乗って移動することの方が多いとのことで、体積割合はあまり大きくなかったのですが、せっかく来たからやってくれとのことで、実施いたしました。実はこのお客様東京よりではありますが、千葉県からご来店いただいております。なので感謝の気持ちで弊社としてはセキュリティー部分のための分解はサービスで実施させていただきました。
強制燃焼開始後数十分でPM堆積割合が0%になり作業完了です。
同時にインジェクションクリーンングの和光ケミカルのディーゼル1もおすすめですが、こちらのお客様はご自身で購入して添加されているとのことで今回は実施いたしませんでした。
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